
間取り、失敗したくない。
でも、何に気をつければいいのか分からない。
家づくりを進める中で、
間取り決めは注文住宅ならではの大きな山場です。
建築士が作成した図面をもとに、
- 収納を充実させたい
- リビングはできるだけ広くしたい
- 階段はリビング内にしたい
といった要望を、打ち合わせで一つずつ形にしていきます。
ただし、間取りは「足し算」ばかりすると必ず破綻します。
予算・敷地・構造の制約がある以上、すべての希望が叶うわけではありません。
だからこそ大切なのは、「どこを優先するか」という判断軸を持つことです。
この記事では、家づくりで後悔しやすい間取りのポイントを整理し、間取り決めで必ず確認しておきたい考え方を解説します。
記事のポイント|間取り決めで注力すべき6つの視点


間取りを考える際、特に重要なのは次の6点です。
- 動線
- 収納
- 窓
- リビング
- 脱衣所と洗面室
- 階段
この順番で考えると、「なんとなく良さそうな間取り」から「住んでから後悔しにくい間取り」に近づきます。
間取りを決める前にやるべきこと
まず大切なのは、どんな暮らしをしたいかを家族で共有することです。
アパートと一戸建てでは、生活の自由度が大きく変わります。
- どんな動線で生活したいか
- どこに物が増えそうか
- 家の中で何を一番大切にしたいか
これを整理したうえで、
- 営業担当
- 建築士
- デザイナー
に、図面作成前に共有しておきましょう。
この準備があるかどうかで、間取り打ち合わせの質は大きく変わります。
間取り決めで特に注力したいポイント
動線|「生活の流れ」を止めない
動線とは、家の中を移動する経路のことです。
特に注意したいのが、ドアの開口方向です。
- 内開き・外開き
- 右開き・左開き
- 引き戸か開き戸か
これを誤ると、
- 動線が遮られる
- 無駄なスペースが生まれる
といった不便が起きます。
図面上だけでなく、実際に歩くイメージで確認することが重要です。
収納|「足りるか」ではなく「使えるか」
収納は量だけでなく、配置と使いやすさが重要です。
以下の場所ごとに、「何をしまうか」を具体的にイメージしましょう。
- 玄関
- キッチン周り
- 洗面・脱衣所
- リビング・ダイニング
- 寝室
- トイレ
- 階段下・床下収納
収納不足の家は、
- 生活感が出やすい
- 片付けのストレスが増える
結果として、暮らしの快適さを下げてしまいます。
窓|採光・通風・視線を意識する
窓は、
- 採光
- 通風
- 換気
- 眺望
のために設置します。
大切なのは、「どこに」「どの大きさで」設けるか。
- リビングの掃き出し窓
- 景色を楽しむ窓
- トイレや浴室の窓
また、隣家と視線が重ならないかも必ず確認しましょう。
換気システムがしっかりしている場合は、採光や眺望を重視するのも一つの考え方です。
リビング|家族が集まる場所
リビングは、家族が自然と集まる場所です。
- 食事
- 団らん
- 来客対応
を考えると、ある程度の広さと開放感は重要です。
可能であれば、家の中で最も優先度を高く考えたい空間です。
脱衣所と洗面室|分けるかどうか
脱衣所と洗面室を分けるかどうかは、家族構成によって正解が変わります。
分けることで、
- 帰宅時の手洗いがしやすい
- 入浴中でも洗面が使える
といったメリットがあります。
ドアの鍵を付けるかどうかも含め、家族で話し合って決めましょう。
階段|家族の動線を考える
階段の位置も、暮らしやすさに直結します。
リビング階段にすると、
- 家族が顔を合わせる機会が増える
- 子どもの帰宅が分かりやすい
といったメリットがあります。
生活スタイルに合うかどうかで判断しましょう。
まとめ|間取りは「暮らし方の設計」


間取り決めは、単なる図面作業ではありません。
これからの暮らし方を設計する作業です。
- 何を優先するか
- どこを割り切るか
を意識しながら、楽しんで考えてみてください。
家づくりは、一生に一度の大きなチャレンジ。
じっくり考えた分だけ、住んでからの満足度は高くなります。
なお、収納をすべて室内で完結させようとすると、間取りが窮屈になるケースもあります。
その場合は、外部収納(物置)をうまく使うことで、室内の間取りをシンプルに保つという考え方もあります。










